上ノ水峠／京都市北区の平安時代に開かれた道と沢ノ池

国道162号から上ノ水峠への道は、東海自然歩道であり菩提道（京道）と呼ばれている。現在は台風の影響か路面のあちらこちらに陥没・崩壊などが見られる。途中には幾つか滝があるようだが、気が付いたのは「女滝」だけだった。

上ノ水峠の位置は、この東海自然歩道から京都一周トレイルの道標を少し登った三叉路になる。ハイカーにも人気のコースのようなので、バイクを降り徒歩で登ることにした。徒歩であれば、京見峠へ抜けることもできる。上ノ水峠のある東海自然歩道を、さらに南下すると大きく水質の綺麗な沢ノ池へ突き当る。

上ノ水峠・Pass Hunting NO.64

B点：上ノ水峠へは、右手の京都一周トレイルを徒歩で登る。

B点：これだけ踏み固まっている様子から、多くのハイカーに利用されているのが分かる。

朱線：気持ち良く歩ける良い峠道です。

朱線：2組のハイカーの団体とすれ違った。

B点：このまま直進して、沢ノ池へ向かいます。

C点：沢ノ池では斜面を下れるが登れず。3回転んで、傘の柄のようにグニャリ・・・。

A点：女滝

A点：女滝の傍らに咲いていた、シャガ（射干、著莪、胡蝶花、学名：Iris japonica）は、アヤメ科アヤメ属の多年草です。

この上ノ水峠が開かれたのは、平安時代だろうと言われている。国道162号（周山街道）が全通する明治35年までは、日常的に利用されていた峠である。