見返峠／人気ツーリングスポット鬼女台展望の影

どうしても納得できない。峠とは、上って下る折目でないといけない。この見返峠には、それが無いのだ。そもそも、平成5年まで「蒜山大山スカイライン」という有料道路だったというのが胡散臭い。ここは、本当に峠なのか。

過去投稿「トヨタは、なぜ峠ではない道を峠だと言っているのか？」のような、大人の事情でも有るのかと疑ってしまう。ツーリングマップルもいけない。展望なんかどこにも無いのに、見返峠を赤い太文字で「大山展望」などと書いているから期待した。結局、4度往復しても峠だと感じることは、出来なかった。

見返峠・調査NO.111

旧蒜山大山スカイラインは、ストレート中心のブナ林に覆われた林間道です。正直言って「面白くない！」。鬼女台（きめんだい）展望休憩所は、大山・烏ヶ山・象山・擬宝珠山の連なる山容が絶景スポットとして有名。ただ見比べてみると、鍵掛峠の方がおすすめです。

鬼女台展望休憩所は、人気ツーリングスポットのようで広い駐車場には20台位のバイクが停まっていた。小さなお店があるが食べる物は、アイスクリームぐらい。

A点：鬼女台展望休憩所の北西側からは、正面が大山（1,729m）、その右手が1,448ｍの烏ヶ山（からすがせん）、手前の平原が瓜菜沢（うりなざわ）牧場、その奥の高原が笠良原（かさらはら）と、大山隠岐国立公園が一望できる。

A点：鬼女台展望休憩所の南東側は、蒜山高原の風景が一望できる。

A点：看板の周辺地図には、鍵掛峠は記載されているが、すぐ近くにも拘わらず見返峠の名は無い。

めったに見なかったバイクが、この展望台に集結している様子から考えると、大山環状道路を一周するようなことは誰もしないようだ。せっかく大山へツーリングに来ているのに実にもったいないことだ。

今回の大山をグルッと一周するツーリングも無事終了しました。今回の成果は、新たに中国地方の鳥取県と岡山県の峠を加えることができたこと。そして「乢」の文字を持つ「内海乢」をコレクションできたこと。次は希少品種、大阪府の階段怖道の峠を投稿します。