一息坂峠の木陰でタバコを一服する。マグボトルのウーロン茶が無くなった。どこかで補給しないと、この暑さでは体がもたない。それにしても、誰一人通る様子がない。
たぶんこの峠より先には、目的地になるような所が無いんだろう。一息坂峠から大山を見ると、少し遠ざかった感がある。それは逆に日本海に近づいたということだ。
さて、大山環状道路も半周が終了した。一息坂峠で「一息付く」という目的も果たした。次の地蔵峠は、どのような姿をしているのだろうか。再びCB1300SBに跨り、ギアをローに踏込みクラッチをつないだ。
一息坂峠・調査NO.108
一息坂峠の周辺地図
一息坂峠 Pickup Photo
T点:一息坂峠周辺の鳥取県道30号(赤碕大山線)は、幅員も十分にあり路面状態も良い快適な区間になっている。
T点:立派な石碑も建てたくなる峠の名だ。
T点:石碑の対面に築山された展望台は、手入れされており広々としている。
T点:展望台は標高531mなので、一息坂峠から6m上がった所になる。
T点:展望台から一息坂峠を見下ろすと背景には、大山が見える。
T点:方位から考えると、大山北壁の姿のようだ。
T点:北方の日本海方向に目を移すと、風車群が見える。鳥取県には、風力発電施設が6ヶ所ある。
一息坂峠の四方山話
- 晴れた日には隠岐の島・弓ヶ浜半島・島根半島が見渡せる。
- 展望台からの眺望は、日本海に沈む夕日にイカ釣り漁の漁火が水平線に浮かぶ。
- 旧大山参道を上りきったところになる。
一息坂峠の位置図
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編集後記
ツーリングに最適なのは、何月だろうか。住んでいる地域によっても、違いがあるだろうけど。しいて選ぶなら11月と3月かな。11月は、感じる肌寒さが丁度いい。3月は、残雪のシンとした空気感がたまらない。そんなことをつい考えてしまう、暑さに心が折れる今日この頃。