ひいらぎ峠/関所は高速道路の料金所

関所跡に立つひいらぎ峠の石碑

昔、人は生きるために峠を越えました。そこで、ひいらぎ峠のような重要な街道は、四季を通じて安全性を確保する必要があります。そのためには、道の整備維持管理費用が掛かります。そうなんです!街道の峠みちは、現代の高速道路と同じなんです。

関所という料金所が必要だった。

中世には各街道に関所が設けられ、その関所で関銭と言う通行料を徴収していました。渡し船や橋も同じように通行料を取っていました。この頃の道路は、原則有料だったのです。

  • 昔、街道の要所では、関所を設け「関銭」を徴収した。
  • 今、高速道路では、料金所を設け「通行料」を徴収している。

ひいらぎ峠・調査NO.45

  • 日付:2013/03/09(土)
  • よみ:ひいらぎとうげ
  • 路線:国道477号(能勢街道)
  • 所在:京都府亀岡市本梅町東加舎∧大阪府能勢町吉野
  • 座標:34.994181,135.476540
  • 標高:270m
  • 路面:オンロード
  • バイク:CB1300SB
  • おすすめ度★★

オンロード 街道

ひいらぎ峠 Pickup Photo

県境の峠の道路標識
県境の峠は、道路標識があるので見つけやすい。

石碑と柊の木
この妙見山周辺で何度も見た文字が刻まれた石碑。ひいらぎ峠には、柊の木が植えられていた。

吉野の関跡の看板
吉野の関跡の看板。

編集後記

本日のツーリングは、ひいらぎ峠で終了です。今回、大阪北摂の妙見山周辺の峠を巡ってみて感じることは、信仰との結び付きの強さです。沿道には多くの石碑が立ち、宗教的な文字が刻まれています。近代的なイメージのある北摂も、ひと山越えると違う顔があることが分かった。

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