狩待峠/苔生す深淵の道

狩待峠は、苔生す深淵の道

狩待峠は、苔生す深淵の道だ。
苔生す(こけむす)とは、苔が生えるぐらいまで長い年月を経た状態のこと。「君が代は 千代に八千代に 細石の 巌となりて 苔の生すまで」と日本国歌にも歌われています。

深淵とは、奥深く、底知れないこと。見上げるような木々の間から僅かな光が点々と差し、降り積もった枯葉が道を分けている。沿道の石積みには、苔の緑が深く輝く。狩待峠は、そんな『 苔生す深淵の道 』です。

狩待峠・調査NO.30

  • 日付:2013/02/03(日)
  • よみ:かりまちとうげ
  • 路線:一般道
  • 所在:京都府亀岡市東別院町鎌倉∧大阪府茨木市清阪
  • 座標:34.916464,135.543652
  • 標高:445m
  • 路面:オンロード
  • バイク:CB1300SB
  • おすすめ度★★★

オンロード 趣き

狩待峠 Pickup Photo

狩待峠とCB1300SB路面状態は、オンロードバイクでなんとか走れる程度です。

狩待峠の道標

狩待峠の路面狩待峠のピークから京都府側の画像。

CB1300SB狩待峠のピークには、道標が建っていた。

狩待峠大阪府側の路面。

狩待峠
大阪府側は、勾配、曲率ともに急です。路肩が軟弱なので停車時には注意が必要。

狩待峠のヘアピンカーブ峠全体の雰囲気が良く、苔生す深淵の峠と言った感じが漂っています。延長が短いのが残念ですが雰囲気は京都鞍馬の百井峠(酷道に棲まう大天狗が覗き見る神秘的な空間)に劣らない。

ツーリングルート【狩待峠へのツーリングルート】
 大阪北摂の9峠を連続走破、ツーリングコース関西版

編集後記

それでは、次は野間峠になります。北摂にツーリングに行った経験のある方なら、峠の名称を知らなくても画像を見れば、「あ!ここが野間峠かぁ」と思い出すかもしれません。この峠は、北摂のメイン峠であり走れる峠です。

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