テントのジッパーに手を掛けゆっくりと引き下ろす。しだいに曙色に色付いてゆく空と湖面。そして、浮かび上がる神々しい富士山!
こんなシーンに、ずっと憧れていました。今回の久々過ぎるブログの更新は、そんな夢が叶った記録を綴ります。
後2週間で平成が終わる金曜日、会社を休みキャンパーの聖地?洪庵キャンプ場を目指した。目的は、もちろん富士山を愛でること。会社を休んでのツーリングは、なぜかワクワクが2割り増し。
良い位置にテントが張れた。富士山も真正面に見える。一息付いて、身軽になったタイガー800で周辺を散策でもと思ったが富士山を眺めているうちに、もう動く気持ちも無くなった。今日は、まったり過ごすことにした。
バイク・キャンプ・お酒、大好きなことに包まれる。目の前には、日本一の山がある。太陽が沈んでいくのを肌で感じる。もう、何もいらない。
夜宴の準備も整ったので散歩のついでに管理棟のお風呂に入ってさっぱりする。
夕日と富士山とキャンパー。
2日目、今回のツーリングには、富士山の他にもう一つ目的があった。それは、山梨県と長野県の境にある標高2,360m 日本最高所の大弛峠をタイガー800で走ることだ。
途中、全く対向車が無いのに違和感があった。それもそのはず、冬季通行止め!大阪は、もう桜も散ったのに。春が遠いのね!まあいいか。また来る理由ができました。
山中湖 ⇒ 河口湖 ⇒ 西湖 ⇒ 精進湖 ⇒ 本栖湖と富士五湖を巡る。どこも人でいっぱいですね。気に入ったのは、脇道に入って誰も居ない何でもない処から見た富士山。やっぱりバイクは、人混みが似合わない。