旧ホハレ峠/岐阜県の小さなお地蔵さまが待つ県単林道

旧ホハレ峠のお地蔵さま

旧ホハレ峠は、名の由来から頬が腫れあがるほど険しい。また、祀られている小さなお地蔵さまは見つけるのが難しい幻のお地蔵さまと言われている。そんな旧ホハレ峠の事前情報から、藪漕ぎ(やぶこぎ)もやむを得ずと覚悟をしていた。

ところが、実際に訪ねると呆気なく峠に到着してしまった。しかも、お地蔵さまは探すことすらなく目の前に現れた。何でだろうか?道なき道をセローで走破し草木を掻き分け、幻のお地蔵さまを見つけて達成感を味わう。そんなイメージを持って挑んだが拍子抜けした。

どうも納得できない。帰宅後、大坂府立中央図書館へ行き岐阜県の登山関係の書籍を閲覧して、旧ホハレ峠について調べてみた・・・。

旧ホハレ峠・Pass Hunting NO.67

  • 調査
  • 峠名旧ホハレ峠(ほはれとうげ)
  • 路線:県単林道ホハレ線
  • 所在:岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上∧門入
  • 座標:35.635003,136.374777
  • 標高:814m、路面:オフロード
  • レビュアー峠ノ太郎(セロー250)
  • おすすめ度 4

ホハレ峠の位置は、電子地形図を参考にすれば分かりやすい。旧ホハレ峠は、白線路の先端部になる。

オフロード 林道 b5 地蔵 趣き 眺望

旧ホハレ峠の周辺地図

  • T点:旧ホハレ峠
  • N点:ホハレ峠
  • A点:国道303号
  • B点:橋

旧ホハレ峠 Pickup Photo

国道303号から民族資料館へB点:国道303号から民族資料館へ向けて左折、写真の看板を越えて橋を渡り左折すると林道ホハレ線へ入る。

林道ホハレ線
B点T点:舗装路が長く続きやがてダートになる。

切り通した斜面の土
B点T点:斜面の切り通した斜面の土の色を見ると、最近拡幅工事がされたことが分かる。

林道ホハレ線の拡張工事
B点T点:クッキリとV字に削られている。

林道ホハレ線の眺望
B点T点:所々眺望はあるが、抜け切ったような解放感はあまりない。

旧ホハレ峠の全景
旧ホハレ峠の全景。ダート道になってからは、さほど距離なく峠に到着する。オンロードバイクでも可能な距離だ。セローの左手には、目標のお地蔵さまが祀られている。

林道ホハレ線の路面T点B点:峠の位置から背後を撮影する。

旧ホハレ峠の林道と登山道の接点
T点:セローの後方から林道ホハレ線が破線の登山道へ変わる位置。

旧ホハレ峠のお地蔵さま
T点:旧ホハレ峠に祀られている小さなお地蔵さま。いつからこのお地蔵さまは、この峠に祀られているのだろうか。かなり風化して微かに輪郭が確認できだけの状態になっている。このような姿にかえって惹かれるのか、菓子やお茶などが供えられていた。

旧ホハレ峠の四方山話

ネットで得た情報には、揖斐川地域森林計画変更計画書(揖斐川森林計画区)岐阜県告示第611号に、林道整備計画~開設又は拡張すべき林道の種類別、箇所別の数量等~とあり、そこにホハレ線:拡張(舗装)との記述があった。やはり、最近になって拡張工事があったことが判明した。

また、書籍:美濃の山(第1巻)揖斐川水系の山Ⅰ編者:大垣山岳協会から地形図上の旧ホハレ峠の位置を確認できた。(国土地理院の2万5千分の1の地形図には、旧ホハレ峠の記載は無い。)

旧ホハレ峠の位置図

編集後記

何でだろう?峠の名前に片仮名が意外と多いのは。今回の『ホハレ』もそうだけれど、他にも色々とある。その峠が例外なく、個性的なのも不思議な共通点です。例えば、『ウジウジ峠』『ダルマ峠』『サカサマ峠』『アセボ峠』など。これから、どんな峠に出会えるか楽しみです。

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