「ガード固いね!」
万寿峠周辺の林道を探索していると、ライムグリーンのオフロードバイクと二度三度と擦れ違った。セローを停めて写真を撮っていると、また現われた。今度は、Uターンして声を掛けてきた。その第一声が「ガード固いね!」
この一言で彼も同じように周囲の林道をチェックしていたこと、そして当方のことを同類だと思っていることが十分に推測できる。「そうですね。走れたのは、1本しかなかったですよね?」と、高槻市と亀岡市の果ての林道・獣道?でマニアックな情報交換が始まった。
万寿峠・調査NO.60
- 日付:2013/05/18(土)
- よみ:まんじゅとうげ
- 路線:林道桜木線・林道森谷線
- 所在:大阪府高槻市中畑∧京都府亀岡市篠町森
- 地図:地形図 / 峠マップ / 位置図
- 座標:34.970032,135.608905
- 標高:430m
- 路面:オンロード
- バイク:セロー250
- おすすめ度:★★
万寿峠の周辺地図
- A点:バス停「中畑回転場」京都府道・大阪府道733号(柚原向日線)
- B点:万寿峠
- C点:林道森谷線の終点
- D点:林道西長尾線起点
- E点:登山道進入口
- 朱線:登山道?
万寿峠 Pickup Photo
A点:府道733号(柚原向日線)から万寿峠へ通じる林道桜木線の進入口
A点:明神ヶ岳への登山コースにもなっているようだ。
A点:錆びて見えにくいが林道桜木線の道路標識。この標識のデザインは林道地獄谷線と同じ。
B点:万寿峠は林道池の谷線(幅員4m、延長1,665m)の起点の位置にある。サイドもチェーンが巻かれてあり「ガード固いね!」状態。
B点:林道桜木線を直進すると次は、林道森谷線(幅員4m、延長1,930m)へ接続されている。
この林道森谷線を直進すると、南つつじが丘桜台という住宅地[C点]に行き着く。その手前には、背向け地蔵が祀られていた。
D点:左側は通行可能な林道(名称不明)、中央が林道西長尾線、右側は民家で行き止まり。
D点:林道西長尾線は、しっかりとガード。
D点:左側の谷道の林道を進むことにした。勾配もあるガレた道で走りごたえはある。
[D点北方]横に流れる川の水量が多く、ゴーと音が聞こえてくる。直進すると京都縦貫自動車道路の篠インターチェンジ側道にぶち当たる。
E点:側道を右に折れて左手を見ると、進入できそうな道(登山ルート?)を発見。
E点:頭上にも注意しながら進む。
[地図の朱線先]しっとりとした、趣のある池が出現する。石段を二つほど下ってこの池の畔に降りたが、登れなくなり苦労することに・・・。
万寿峠の四方山話
昭文社の山と高原地図47「北摂・京都西山」によると林道桜木線は、穴太善峰巡礼古道。また、万寿峠から西方の明神ヶ岳への徒歩道は、丹波パノラマ道と記載されている。
万寿峠の位置図
※ その他の地図へ
【万寿峠へのツーリングルート】
≫ 高槻市の万寿峠から地獄谷峠を巡る/ツーリングルート関西版