四国の徳島県へバイクで行くなら、絶対に外せないおすすめの人気ツーリングスポット。見ノ越の背にそびえる西日本第２位の高峰剣山の絶景も凄いが、そこに至る国道はどれも九十九折度が半端無く、これでもかとコーナーが連続する。ここは、バイク乗りの遊園地のような所だ。

ここは登山者や観光客にも人気があり、見ノ越のすぐ横手にある剣山のリフト乗場の駐車場は、早朝にも拘わらず既に満車状態だった。沿道にも駐車車両がスラリと並ぶ。しかしバイクの利を生かして、スルスルと駐車場（無料）へ入ることができた。駐車場の混雑ぶりに比べて、意外なほどリフトに乗っている人が少ない。

往復チケット（1,800円）を購入して、久しぶりにリフトに乗る。少し料金が高いかと思ったが、ロープウェイと違い解放感が気持ち良く、紅葉し始めた山並みを眺めながら片道15分間の遊覧を十分楽しめた。秋本番には少し早いが、色付き始めた山肌が美しい。

見ノ越・調査NO.78

  

見ノ越の周辺地図

• T点：見ノ越
• A点：国道438号（見ノ越隧道）は、山腹崩壊のため通行止め。
• B点：A点側に比べこちらのコースの方が路面状況が良い。
• C点：日本三大酷道の439号（通称ヨサク）

見ノ越　Pickup Photo

T点：剣山のリフトは、延長830m。リフトは写真を撮るのに、遮蔽物が少なく開放的なので凄く良いと再認識する。

リフトを降りて右手に行くと、眺望がパッと開けて雄大な眺望が広がる。下を見ると、続々と登山者がやっくる様子が見える。

リフトを降りてから山頂までは徒歩で40分。そう聞いて、遠慮することにした。

下りリフトの途中には、山肌を縫うように通りカーブを描く国道438号が見える。

さらに車の量が増えている。バイクなら心配なく駐車できるかと思うが、できるだけ早めの方がいいかも。

T点：見ノ越の旧峠道は、このトンネルの上部になる。

T点：昨日は、このトンネルの裏側手前3kmでUターンした。

次は京柱峠を目指して大歩危・かずら橋方向へC点の国道439号（ヨサク）を走る。

見ノ越の四方山話

剣山（つるぎさん）は、標高1,955mの近畿以西の西日本および四国第二の高峰。近くには、日本最長の未舗装道で有名な剣山スーパー林道がある。

見ノ越の位置図

編集後記

国道438号の山腹崩壊の迂回に手間取り、ツーリング計画は大きく変更が必要になった。でも連休だし、もう一泊すればいいか！なんて考えていたけど、昨晩の寒さを思い出すと夜が怖い。