ソロキャンプツーリングで選ぶキャンプ場は、絶対に温泉が近くにある所に決めている。キャンプの目的は、寝床の確保ではない。あくまでも温泉なのだ。そうでなければ、その辺の原っぱで十分だ。
場所の選択は、当日の14時を過ぎた辺りから事前に目星を付けていた中から、17時に到着できそうな所を選ぶ。気ままなソロツーリングなので、事前に決めると行き先が限定されるのが嫌なのだ。
キャンプ場に到着するとテントの設営と食事は18時までに終えて、さっそく温泉に向かう。早めに行けば家族連れともバッティングせずに、のんびりと過ごせるのがいい。疲れを癒した後は、500mlの缶ビールを1本グッと飲み干す。
原不動滝公園キャンプ場・ツーリングスポットNO.21
- 日付:
- 名称:原不動滝公園キャンプ場
- 所在:兵庫県宍粟市波賀町原
- 座標:35.200693,134.503827
- レビュアー:峠ノ太郎(セロー250)
- おすすめ度: 3
原不動滝公園キャンプ場は、温泉施設も近くトイレも大変綺麗です。難点は谷合でしかも川沿いなので、夜露でバイクやテントが濡れることです。
原不動滝公園キャンプ場の周辺地図
- ▲点:原不動滝公園キャンプ場
- 1点:国道29号
- 2点:分岐点を左折してカンカケ越へ
原不動滝公園キャンプ場の管理棟の前の道がカンカケ三室林道につながっており、道なりに進むと2点の分岐点を左折すればカンカケ越に到着できる。
原不動滝公園キャンプ場の連絡先等
- 問い合わせ先:原不動滝観光組合
- 電話番号:0790-75-3600
- ホームページ:西播磨ツーリズム振興協議会事務局
- ホームページ:波賀不動滝公園「楓香荘」
原不動滝公園キャンプ場 Pickup Photo
本日の夕食は、カップヌードルとコンビニで買った巻きずし。料理は面倒なので、一切しない。さっさと食って温泉に入る。
のんびりと温泉を堪能して戻ってくると、空いていた隣の区画にバイク乗りの方がテントを張っていた。落ち着かれた頃を見計らって、声を掛ける。
焚火に当たりながら、バイクのことやこれまでに行ったツーリングのことなど色々な話をした。徳島県から来られて、明日は生野銀山と竹田城に行かれるとのこと。
「お母さんやめて!」と、小学校4年生ぐらいの女の子が何度も叫んでいる。川辺で母親が、ロケット花火を対岸に向けて打っているのだ。ヒユーンと川幅の狭い八丈川を越えた花火は、対岸の雑木林に当たって火花が飛び散っている。
女の子は、山火事を心配しているのだ。母親は、ギャハハと大きな声で笑っている。やっと、娘の叫びに母親が答えた。
「今日、使かっとかな、しけるやろ!」
この母親は、娘に経済的合理性を教えている。「もったいないからね!」と。しばらくの間、テント群の頭上を煙が包んだ。
朝は、日の出と共に起床する。いつもキャンプ場は一番に出ることにしている。お隣さんへ「お先に!」と挨拶をして、カンカケ越へ向かう。
▲点~2点:原不動滝公園キャンプ場から急斜面を駆け上がり、八丈川をさらに遡って行く。
▲点~2点:眼下には昨晩入った温泉場、波賀不動滝公園「楓香荘」が見える。
原不動滝公園キャンプ場の四方山話
原不動滝(はらふどうだき)は日本の滝百選の一つであり、1969年発行の国定公園シリーズ切手の図案に採用された。
原不動滝公園キャンプ場の位置図
- 【原不動滝公園キャンプ場へのツーリングルート】
≫ ソロキャンプツーリング、兵庫県と鳥取県の11峠越え - 【都道府県別・峠の一覧表】
≫ 兵庫県の峠、一覧表
編集後記
徳島県から見に来たという生野銀山のことが気になっので、さっそく翌週にCB1300SBに乗り換えて行ってきました。その様子は、また投稿したいと思います。良かったですよ!