水坂峠／旧国道303号の中央分水嶺

道路地図で水坂峠の位置を見ると、隣接する国道の旧道だと予測はできる。実走してみると、路面状況も良く他の旧道のような朽ちている感の無さに拍子抜けするほどだ。現在も周辺住民には利用価値の高い重要な道なんだろう。

バイクで走るなら変化のない国道など通らずに、この水坂峠を経由する方がベストなルートだと思う。そんなことを考えながら写真を撮っていると・・・。ドドドゥとハーレー軍団がやって来た。やっぱり分かっている人達もいるんだ。

水坂峠・調査NO.62

峠の周囲に何もないので、花でも撮ってみた。

この水坂トンネルが開通して、水坂峠は旧道になった。典型的な、峠がトンネルに捕食されたパターン。

変化の少ない国道303号（若狭街道）は、周山街道と比べると人気が低い。若狭街道の小浜から今津の間は距離が約38km（九里半）あることから九里半街道と言われていた。

水坂峠は、旧鯖街道であり京都との往来の重要拠点でした。また、小浜寄りのトンネルの名に「寒風」と付くように冬季には季節風が吹き荒れる難所でした。また、中央分水界（中央分水嶺）であり、日本の太平洋側と日本海側とを分かつ峠となっています。

次の目的地が本日のメインディシュとなる三方五湖レインボーラインです。今日は天気も良いので、美しい日本海の景色が堪能できそうです。ここから3、40分位でしょうか。それでは、三方五湖レインボーラインへGO！