セロー250のレバーの交換、選択と問題点とセッティング

ZETA(ジータ):ピボットレバー CP

セロー250のカスタム。クラッチとブレーキレバーの交換をした。オフロードバイクは、転倒することを前提に各部品が作られているので、大変お財布に優しいバイクです。しかし、セローに限らず純正のクラッチとブレーキのレバーは、転倒すると高い確率でグニャリと曲がるか折れてしまいます。

セロー250のクラッチとブレーキレバーの選択肢

  1. 力造:Move Lever(ムーブレバー)
  2. ラフ&ロード:RALLY490 ショートレバーセット
  3. ヤマハ ワイズギア :ビレットショートブレーキレバー
  4. ZETA(ジータ):ピボットレバー CP

現時点での選択肢は、上記の4つからということになりそうです。
結局、ZETA(ジータ)を選びました。

セロー250のレバー交換

ZETA(ジータ)を選んだ理由

  • レバー位置調整が約20段階も可能なので、フィット感を得やすそうだから。
  • アルミ合金の全面切削加工でアルマイト表面処理されていて、見た目も質感もよさそうだから。
  • ブレキーは2本掛け、クラッチは3本掛けで操作しているので、ショートレバーが丁度いいから。

実際に手にしてみると、予測していた以上に質感が良かったので満足しています。

レバー交換の問題点

念のため、市販品への交換で起こる問題点を書き留めておきます。

  1. ダストカバーがはまらなくなり、切るなど加工調整が必要になる場合がある。
  2. ワイズギアーの純正カスタムパーツのブラッシュガードは、干渉して取り付けができなくなる場合がある。
  3. 上下に若干の遊びができるため、ぐらつきが気になるかもしれない。
  4. クラッチセンサーがクラッチを切っていると認識できずに、ニュートラルでの始動でしかセルが回らなくなる場合がある。

※ZETAは、4番以外は該当します。
プロテクターも同時に買った方がいいかも。

レバー位置のセッティング

オフロードバイクの場合には、オンロードバイクと違い『シッティング』と『スタンディング』の2つの走行姿勢があり、その姿勢によってレバーと手首の角度が変化してしまいます。また、ブレーキレバーは、アクセル操作と同時に行うことから、クラッチレバーより若干高いセッティングがベストです。

優先する姿勢やアクセル操作も考慮して、違和感があれば交換時に調整もする方がいいでしょう。

lever_4
一番上は、曲がったブレーキレバーです。ノーマルと並べてみると長さの違いが分かります。

lever_1
クラッチレバーを取り付けた状態です。ブラッシュガードを付けると見えなくなってしましますが、ZETAのロゴが良い感じです。可動部には、グリスアップを忘れずに。

【おまけ】  セローの似合う林道の峠たち

  1. 茶呑峠:光舞う、万華鏡の中を走る
  2. ダルマ峠:眺望満載、裏愛宕道のダート
  3. 七越峠:和泉山脈を渡る激坂ダート
  4. 林道:林道上にある峠のリスト

まとめ

転倒の多いオフロードバイクの場合には、レバーを可倒式に交換しておくか、予備のスペアレバーを搭載しておくことが必須ですね。

ただ、予備レバーには問題点が多くあります。夜間や悪天候だと作業自体が困難になります。また、何度か取り換えの練習をしておかないと、いざという時に焦って部品を落したりと役に立ちません。やはり、『転ばぬ先の杖』は、可倒式レバーへの交換ということになりそうです。

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