急勾配につき走行注意！

ツーリングマップルで前ヶ畑峠を見ると、道のラインは鋭角に何度も折れ曲がり、その脇には黄色い急勾配注意標識が幾つも立っている。そのような様を一目するだけで、ここが厳しい険道だと十分に理解させられる。

酷道マニアは、この「前ヶ畑峠」から「百井別れ」までの国道477号を指して、「酷道シナナ」と呼んでいる。関西のバイク乗りなら一度は体験しておきたい、そんな古都京都北部の峠道がここにある。

前ヶ畑峠・調査NO.3

  

前ヶ畑峠 Pickup Photo

国道367号（鯖街道）と国道477号の分岐点では、お地蔵さまが出迎えてくれる。

やがて狭路となり北山杉が太陽を遮るように薄暗くなってくると急勾配のタイトコーナーが次々と登場してくる。

この様な急勾配で重いCB1300SBを停車させる時には、ローギアーに入れて山側にポジションを取るのが鉄則です。軟弱地の時にはサイドスタンドがめり込んで転倒しないように、適当な石を敷いて圧力を分散させると安定する。

編集後記

自動車であれば決して行きたいなどとは思わないこのような酷道も、バイクに乗っていると行きたくなる。そこがバイクの楽しいところなのでしょうね。