トヨタは、なぜ峠ではない道を峠だと言っているのか?

違和感がある。
なぜ、トヨタ自動車は峠でもない道を峠だと言っているのか?

トヨタ自動車の運営するサイト(86SOCIETY)より

2012年4月26日~6月30日に開催された「セレクション 2012」の選定結果。ガイド2012年版に掲載された120カ所のから、人気投票で選出された「86 選定」を紹介する。

トヨタ

峠!峠!と連呼しているが、1位の伊吹山ドライブウェイは峠ではありません。
それどころか、2位のTOYOTIRESターンパイクも・・・。

それでは、何なのか?

1位の伊吹山ドライブウェイ

  • 道路法による道路以外の一般自動車道である。
  • 1965年(昭和40年)7月に全線開業した有料道路で日本の道100選の一つ。
  • 2006年(平成18年)3月に近畿日本鉄道及び名阪近鉄バスが日本自動車道(株)
    (オーストラリアの投資銀行・マッコーリー銀行が設立)へ譲渡

2位のTOYOTIRESターンパイク

  • 道路法による道路以外の一般自動車道である。
  • 1965年(昭和40年)7月に大観山線が開通。
  • 2004年(平成16年)3月に東京急行電鉄が箱根ターンパイク(株)
    (オーストラリアの投資銀行・マッコーリー銀行が設立)へ譲渡。

共通点

1位と2位に選ばれたトヨタが「峠」と称する「売買物」の共通点は、昭和40年代に電鉄系民間企業が開発した後に外資系企業に譲渡されたということ。(道路法上の道路ではないために、所有権を移転し、又は抵当権を設定し、若しくは移転することができる?)

これが峠だとは言えないことは明白です。だからトヨタが全線貸切りにするイベントも可能になるのです。

それでは、なぜトヨタは峠でもないものを峠と称しているのでしょうか?

それは、ただ単に峠という文字の持つ神秘性やイメージが収まりが良かったからだと推測しています。トヨタの配信する走行動画は美しくドライバー目線の風景には感動さえおぼえます。また、日本のモータリゼーションの変化を感じ嬉しい限りです。ただ峠マニアには、少し引っかかる。

峠とは

  • 道の神である道祖神(どうそじん)が宿る場所である。
  • 「峠」は日本で作られた国字(和製漢字)、「山」「上」「下」からなる会意文字である。

外資の入り込む余地など、微塵もありません!

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